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【大リーグ】

松井17戦連続アーチなし 500号またもお預け

2011年7月8日 紙面から

5回、空振り三振に倒れる松井=オークランドコロシアムで(社英夫撮影)

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◆アスレチックス2−0マリナーズ

 出場17戦連続で、日米通算500本塁打は出なかった。過去3本塁打と相性の良い左腕バルガスを相手に、得点圏に走者がいた3、5回と打ち取られ、4番の仕事ができなかった。「内角に食い込む球に詰まった」。2試合連続、11打席無安打では言葉に力がなかった。

 四球を選んだ第1打席には、目を覆いたくなるような場面もあった。3ボールから直球1本を狙った4球目、86マイル(約138キロ)の内角高めの直球を仕留めきれずに、あわや捕邪飛という詰まった打球だった。しかも、唯一の見せ場は第3打席、外角の変化球を泳ぎながらも放った右翼線への鋭いファウル。「チェンジアップだと思うが、ちょっと泳いだ」。直球に差し込まれ、変化球には泳ぐ。一時期のスランプに逆戻りした印象だ。

 本拠地9連戦で待望の一発は生まれなかった。7日からの球宴前最後のカードは地区首位レンジャーズとの4連戦。負け越すようだと、チームは若返りに舵(かじ)を取る可能性が大きくなる。「大事な試合には間違いない」。松井にとっても、今季を左右する4試合となるかもしれない。 (オークランド穐村賢)

 

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