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【芸能・社会】

劇団EXILE 春川恭亮 ボクシングプロテスト合格

2011年7月7日 紙面から

合格確認後、リングをバックにファイティングポーズを見せる春川恭亮=東京・後楽園ホールで(武藤健一撮影)

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 5日に東京・後楽園ホールで行われた日本ボクシング協会のプロテストの結果が6日、同所で発表され、パフォーマンス集団「劇団EXILE」華組に所属する春川恭亮(きょうすけ・22)が、見事に合格した。

 「やったーっ!!」。所属事務所の関係者とともに会場を訪れた春川は、合格者が掲示された紙に自分の名前を見つけると、ガッツポーズとともに雄たけびを上げた。受験者31人の中から合格したのは13人。努力をすれば夢はかなうという“EXILE魂”を自ら証明してみせた。

 ボクシングを始めたきっかけは、くしくもこの日深夜1時5分に日本テレビ系でスタートするドラマ「ろくでなしBLUES」の役作りのため。畑中ジム会長の畑中清詞氏をモデルにした畑中優太朗役を演じるにあたり、昨年11月からビータイトジム(東京都足立区)に入門。スパーリングも約100回を消化した。

 仮に不合格だった場合、二度と受けないと決めて臨んだ5日のプロテストでは、軽快なフットワークと強烈なワンツーを披露した。「やってるときは、自分じゃなくて畑中としてリングに立っている気分でした」。ところが、自宅に帰ってからVTRを見てショックを受けたという。「『絶対受かってねーな』って思った。『あーあ』と思って寝られなかった」

 そんな不安をよそに、見事に夢を一発で仕留めた。将来的なビジョンを問われると「俳優は一生やっていきたい」と、あくまで俳優業をメーンに活動する意向を示した。役者は顔が命だけに「顔面を打たせないスタイルがあればいいんですけど…」と苦笑。それでも「空いた時間には練習します。ファンサービスで公開スパーリング? それも面白いですね」と白い歯をみせた。なお、芸能界ではほかに山川豊(52)、山田隆夫(54)、片岡鶴太郎(56)、森脇健児(44)らがプロボクシングのライセンスを取得している。

◆おめでとう!!HIROも感激

 劇団EXILEをプロデュースするEXILEのリーダーHIRO(42)は、仕事先で春川からプロテスト合格を知り、大はしゃぎだったそうで、以下のコメントを寄せた。

 「春川おめでとう!! 『やるからには周りに失礼のないように真剣に』という春川の役作りに対するひたむきな思い、ボクシングプロテストへの真剣さと本気さが今回のこのすばらしい結果につながったのではないでしょうか。ひとつの夢・目標に向かって、必死に努力し挑んでいった春川の姿には本当に刺激をたくさんもらいました。あらためて、本当におめでとうございます。この経験を今後の人生に生かして引き続き頑張ってください!!」

 

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