中国湖北省、6─9月に大規模な電力不足の恐れ=送電会社
[北京 15日 ロイター] 中国内陸部の湖北省は今夏に数年ぶりに大規模な電力不足に見舞われる可能性がある。現地の送電会社によると、6─9月の電力不足量は18億─38億キロワット時に及ぶ恐れがあるという。
中国電力報が伝えたところでは、この不足量は6─9月に予想される卸ベースの電力消費量460億キロワット時の4─8%に相当し、最大で約1週間分の電力が不足すると予想される。
湖北省には世界最大の水力発電所を備える三峡ダムがある。
中国電力報によると、湖北省は今年、60年ぶりの深刻な干ばつで水力発電量が減少したが、省政府と送電会社が他の地域から電力18億5000万キロワット時を購入したため、1月から5月まで電力の供給制限を行わなかった。
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