普天間:米政府「名護移設」変更なし 嘉手納統合を否定

2011年5月13日 14時9分 更新:5月13日 14時18分

 【ワシントン古本陽荘】米上院軍事委員会のレビン委員長らが米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合を提案したことに対し、米政府からは12日、日米合意であるキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設を進める立場に変更がないことを強調する発言が相次いだ。

 国防総省のラパン副報道官は記者団に「現行計画を変更することにはならない。嘉手納統合は過去に検討されたものだ」と述べ、提案に否定的な姿勢を示した。また、国務省のトナー副報道官も記者会見で「我々の考え方は変わらない」と強調した。同日、国務省内で開かれた外務・防衛当局による日米審議官級協議でも、米側から日米合意通り進めるとの方針が伝えられた。

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