人気アイドルグループ「AKB48」の写真を無断で使用したチラシで客を集め、派遣型の売春クラブを経営していたなどとして、経営者の男ら5人が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは東京・新宿区の売春クラブの経営者で、暴力団員の廣戸孝博容疑者(45)ら5人です。警視庁によりますと、廣戸容疑者らはことし5月、渋谷区のホテルに24歳の女性を派遣し、会社員の男性を相手に売春をさせたなどとして売春防止法違反の疑いが持たれています。廣戸容疑者らは人気アイドルグループ「AKB48」などの写真を無断で使用したチラシを、池袋など繁華街の公衆電話ボックスに貼り客を集めていたということで、倉庫に使っていたマンションからはチラシ60万枚が見つかったということです。調べに対し廣戸容疑者ら3人は「売春はさせていない」などと容疑を否認し、2人は認めているということです。警視庁は月に100万円から150万円を売り上げていたとみて捜査するとともに、アイドルの写真の無断使用について著作権法違反の疑いでも調べています。