国際空自FX選定 「ユーロファイター調達が賢明」と前英空軍参謀長PR+(1/2ページ)(2011.7.6 21:14

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空自FX選定 「ユーロファイター調達が賢明」と前英空軍参謀長PR

2011.7.6 21:14 (1/2ページ)
ユーロファイターの模型を手に「同機の運動性は非常に優れている」と語る前英空軍参謀長のトーピー氏(木村正人撮影)

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ユーロファイターの模型を手に「同機の運動性は非常に優れている」と語る前英空軍参謀長のトーピー氏(木村正人撮影)

 航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定をめぐる商戦が激しくなってきた。欧州4カ国共同開発のユーロファイターを売り込む英防衛産業大手、BAEシステムズの上級軍事顧問で前英空軍参謀長のグレン・トーピー氏が産経新聞と会見し、「離陸まで4分。高度4万フィートまで2分で到達し、高度5万~5万5千フィートでも高い運動性を維持できる」とユーロファイターの防空能力の高さを強調した。(ロンドン 木村正人)

 日本の防衛省は、米ボーイング社のFA18戦闘攻撃機(近未来型スーパーホーネット)や、米ロッキード・マーチン社が開発主体のF35、そしてユーロファイターをFXの有力候補としており、年内に機種を決める予定だ。

 ユーロファイターやFA18を操縦したことがあるトーピー氏は、空対空を重視する戦闘機と対地攻撃機の違いを挙げ、「空対空なら(高コストを理由に製造中止になった)米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22がずば抜けている」と語る。

 FA18については「アフガニスタンやイラク、リビアでの作戦に使われた。翼を大きくして航続距離を伸ばし、空対空より対地攻撃能力を向上させてきた。だがユーロファイターのように5万フィートの高度で戦える運動性はない」と指摘する。

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ユーロファイターの模型を手に「同機の運動性は非常に優れている」と語る前英空軍参謀長のトーピー氏(木村正人撮影)

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