政治【放射能漏れ】「政府対応遅かった」 避難住民はあきれ顔2011.5.15 21:49

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【放射能漏れ】
「政府対応遅かった」 避難住民はあきれ顔

2011.5.15 21:49

 日本政府が国際原子力機関(IAEA)の閣僚級会合に向けて作成した報告書骨子案で、緊急対応を妥当などとしたことについて、福島第1原発事故で避難を強いられた福島県の住民からは15日、「政府を信用できない」などの声が相次いだ。

 「政府の対応は遅かったよ」。原発事故から2カ月以上過ぎて始まった計画避難で15日、福島県飯舘村から福島市に移った女性(53)はあきれる。避難所を転々としてきた生活を振り返り「今になって避難しろだなんて。政府は『妥当』と思っているのかもしれないが、私たちにとっては遅かった」と断じた。

 川俣町山木屋地区から妻や5人の子供と避難したトラック運転手、佐藤健さん(40)は「(放射線測定に関する)情報が後から後から出てくる。公表が早ければ、その分早く避難できたのに」と、政府の自画自賛に首をかしげた。

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