'11/7/6
報酬削減率を縮小 広島県議
広島県議会は5日の本会議で、議員報酬の削減率を8月から縮小する関連条例案を賛成多数で可決した。中国地方の他の4県議会は改選前の削減率を維持する方針で、対応は分かれた。一方、政令指定都市の広島、岡山両市議会は報酬を削減しておらず、財政再建に向けた姿勢を示す動きは鈍い。
議長10・0%、副議長と議員7・5%の削減率が7月末で期限切れとなる広島県議会。5日の本会議には削減率が異なる三つの条例案が上程された。
可決されたのは、現行の削減率を2・5ポイント縮小する条例案。削減率は議長7・5%、副議長と議員5・0%で4年間続ける。議会運営で連携する最大会派の自民会議(27人)と民主県政会(16人)、自民党良政会(2人)の3会派が提案した。
公明党議員団(6人)が求めた一律20・0%への引き上げ、自民党議員会(7人)と自民党広志会(3人)による削減率継続の条例案は、いずれも否決された。
これにより県議66人の報酬総額は現行から年間1792万円増える。林正夫議長は「約13年間削減してきた。さらに4年間継続することや(16都府県議会が削減していない)全国の状況を勘案すれば妥当だ」と説明した。
4月の改選後初の定例会を迎え、5県議会とも報酬の削減率を協議。ただ広島を除き、削減率維持が大勢だ。財政再建への協力を主な理由とする。