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2011年7月7日10時41分

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ゆかりちゃん事件から15年 11日には20歳の誕生日

 群馬県太田市内のパチンコ店で、同県大泉町の保育園児横山ゆかりちゃん(当時4歳)が行方不明になった事件は7日、発生から15年がたった。県警は同日朝から新たに作成したチラシを太田市内で配り、情報提供を呼びかけた。

 栃木・群馬両県南部の半径10キロの範囲内では1979〜96年、ゆかりちゃん事件を含む五つの女児殺害・失踪事件が起き、すべて未解決になっている。このうち、90年5月の足利事件では、菅家利和さんの無罪が確定。五つの事件の被害者家族は今年6月に家族会を立ち上げ、事件の真相解明を求めている。

 ゆかりちゃんは今月11日に20歳の誕生日を迎える。家族によると、自宅には成人式の着物のダイレクトメールが届く。母親(45)は朝日新聞の取材に「15年間、ゆかりのことは忘れたことがない。帰ってきたら『待ってたんだよ』と、言ってあげたい」と話した。

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