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2011年7月6日(水) 19:30 |
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太田市議、初公判で起訴内容を否認
今年4月に行われた岡山市議会議員選挙で、公職選挙法違反の罪に問われている岡山市議会議員・太田武正被告と、妻の初公判が開かれ、太田被告は起訴内容を否認しました。 また、太田被告は自身の進退については、6日、市議会に追加提案される辞職勧告決議案の結果を踏まえ、弁護士と協議したいとしています。
この事件は、今年4月の岡山市議選で、岡山市東区選挙区から立候補し、当選した太田武正被告が、妻の晴惠被告と、運動員の出射正義被告と共謀し、法が定める限度額1日1万5千円の約2倍にあたる1日3万円、総額約54万円の報酬を、うぐいす嬢と呼ばれる選挙運動員2人に支払った、公職選挙法違反の罪に問われているものです。 6日の初公判で、太田被告は妻らと共謀したという起訴内容を否認し、そのほかの起訴内容も知らないと述べました。 一方、妻の晴惠被告は、限度を超えた報酬を支払ったことは認めましたが、太田被告との共謀は否認しました。 裁判で、検察は太田被告と妻らとの共謀の事実について、「選挙費用の見積書の説明を妻とともに、出射被告から受けるなどし、限度額以上の報酬を支払ったことを認識していた」と主張しました。 一方、弁護側は、「検察の示す共謀の事実は、出射被告の供述に頼る部分が多く、今後の法廷で共謀の事実が無いことを証明したい」と話しました。
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