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【プロ野球】

ロッテ・小野、日本ハム“おかわり”で今季2勝目 8イニングピシャリ

2011年7月7日 紙面から

◆ロッテ1−0日本ハム

 勝利のお立ち台。ロッテ・小野の言葉に、場内は爆笑に包まれた。ラブ注入でおなじみの芸人・楽しんごをイメージして? 晋吾は「今日は本当に“うれしんご”ですね!!」。顔に自然と笑みが浮かぶ。完ぺきな投球だったからこそだ。

 「打者に集中して投げられた。とにかく、チームの勝利に貢献できて、よかった」。5年ぶりの完封はできなかったが、8イニングを4安打無失点。2勝目を手に入れた。「今日はマリーンズらしい野球ができたのではと思う」。1点しかないリードを守りきった充実感がにじみ出た。

 スライダーで勝負し続けた。“サンデー晋吾”といわれていたころの感覚をフォームを試行錯誤する中で取り戻したという。「肩を痛めてからカットに頼っていたが、スライダーが昔のように戻ってきた」。シュートと組み合わせることで投球の幅は拡大する。8回2死二塁、陽岱鋼への攻めは8球のうち2球のシュートで体を起こし、最後は外角へスライダー。ハーフスイングさせ、三振を奪った。

 プロ18年目のうまさ。「自分らしい投球ができた」と満足げに振り返った小野の復調はロッテ7月反攻の大きな原動力となるはずだ。 (川越亮太)

 

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