政治政府の原発再稼働対応チグハグ 背景に首相の思惑 国民生活や原発立地県に配慮ゼロ+(1/3ページ)(2011.7.7 01:38

  • [PR]

[政治]ニュース

  • メッセ
  • 印刷

政府の原発再稼働対応チグハグ 背景に首相の思惑 国民生活や原発立地県に配慮ゼロ

2011.7.7 01:38 (1/3ページ)

 深刻な電力不足が懸念される夏を迎えたが、政府の原発再稼働に対する方針が定まらない。九州電力玄海原発(佐賀県)の再稼働に向けた働きかけをしたにもかかわらず、今度は突然、安全検査「ストレステスト」の実施を発表した。中部電力浜岡原発(静岡県)の運転停止では主導権を発揮した菅直人首相は佐賀県の古川康知事との会談を拒否するなど、再稼働に後ろ向きの姿勢を示している。

 「立地自治体は政府の誰の言葉を信用していいかまったくわからない状況になってきた」

 ストレステスト導入について古川知事は6日夜のNHK番組で、困惑を隠さなかった。唐突な発表に驚いたのは古川知事だけではなかった。ある経産官僚は「中身や経緯については知らない」とこぼしており、事務方の大半は寝耳に水だったようだ。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital