イタリア政府・企業、原発事故被災者を無料招待
読売新聞 7月7日(木)1時4分配信
イタリアの政府や企業が、福島第一原発事故で避難生活を送る日本人の母子をローマに無料招待し、最長3か月間の滞在を楽しんでもらう支援事業に取り組んでいる。最初の2家族計4人が現地入りした。
イタリア滞在を通じ、被災者に心身を休めてもらうのが狙い。交通費や宿泊費、食事代が全額無料となる。イタリア政府が福島県などで希望者を募り、申込者70家族のうち、同原発から30キロ以内に住んでいた9家族27人を招待した。
資金集めでは、ミラノの投資会社アドバンテージ・フィナンシャル社が「誠実で一生懸命な日本人を尊敬していた。ぜひ力になりたい」(フランチェスコ・コンフォルティ社長)と10万ユーロ(約1150万円)を寄付。イタリアの航空、ホテル各社も協力した。
4歳の息子と1日にローマ入りした福島県浜通りの主婦(42)は「イタリアの人々の優しさを実感した。ローマでお菓子の作り方を習い、帰国後、被災地の子供たちに味わってもらうつもりです」と語った。招待者の大半は、今月中旬以降に現地入りする。 (ローマ 末続哲也)
イタリア滞在を通じ、被災者に心身を休めてもらうのが狙い。交通費や宿泊費、食事代が全額無料となる。イタリア政府が福島県などで希望者を募り、申込者70家族のうち、同原発から30キロ以内に住んでいた9家族27人を招待した。
資金集めでは、ミラノの投資会社アドバンテージ・フィナンシャル社が「誠実で一生懸命な日本人を尊敬していた。ぜひ力になりたい」(フランチェスコ・コンフォルティ社長)と10万ユーロ(約1150万円)を寄付。イタリアの航空、ホテル各社も協力した。
4歳の息子と1日にローマ入りした福島県浜通りの主婦(42)は「イタリアの人々の優しさを実感した。ローマでお菓子の作り方を習い、帰国後、被災地の子供たちに味わってもらうつもりです」と語った。招待者の大半は、今月中旬以降に現地入りする。 (ローマ 末続哲也)
最終更新:7月7日(木)1時4分
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