2011年07月06日

同人誌即売会のマナー

こんばんは、8月の秘密基地、略してはちみつ主催です。

多くの方は存知だと思いますが、私の調べによりますと秩父での同人誌即売会ははちみつが始めてとなるようですし、あの花がきっかけで即売会に参加する方もいらっしゃると思います(居たら主催者冥利に尽きます・・・ありがたいことです)ので、今日は「同人誌即売会のマナー」を当イベントに当てはめて説明を試みたいと思います。

毎週末、全国津々浦々たくさんの同人誌即売会が開催されています。コミケットやコミックシティのように万単位のサークル、数十万単位の参加者が集まるものもあれば数サークル・数人といった小さなものまで、本当にいろいろあります。ケットコムさんを見れば大抵は載っているかと思います(が載っていないイベントも多いんですよ)。

イベントはそれぞれが独立した団体やサークル、あるいは個人が主催、運営していて、まったく同じルールで行われるイベントはまずないでしょう。ただし、大まかになんとなくでも、「マナー」と呼ばれるものは存在します。それは地域ごとだったりジャンルごとだったりと、主催が属する「文化」によって違います。

さて、はちみつではどうなのか。このイベントは「8月実行委員会」が主催ですが、団体が先にあってイベントを立ち上げたのではなく、私がイベントを立ち上げるために作った(というより設定した、の方が正しいかな)団体です。特に団体としてルールや習慣を持っているわけではありません。

しかし、バックボーンとしては私自身が属する、言ってしまえば参加してきたイベントの文化があります。それは、首都圏で開催されるアニメ系のオンリーイベントだったり、あるいはクリエイションだったりコミックマーケットだったりします。特にアニメ系では、聖地開催イベントの大先輩であるさきすぺの影響を受けています。いろいろなところで似ているのは、いろいろなところを参考にしているからだったりします。

さてそんな文化がバックボーンとなってはちみつのルール・マナーですが、特に心に留めていただきたいのはたった1つに尽きます。それは

「サークル、一般、コスプレ、スタッフは原則として対等の参加者同士である」

という事です。スタッフもボランティアですし、一般参加者も「お客様」ではありません。もちろん「原則として」と規定したとおり、スペース代やカタログ(入場)代としてお金をいただく以上運営側には責任が発生しますし、運営の都合上「スタッフの指示」は「サークルや一般の意思」よりも優先度が高くなります。実態にそぐわないがゆえにか、しばしば「共同幻想」とも呼ばれます。それでも、それを当たり前の事として捉えるのではなく、原則はあくまで対等である、という事は頭の片隅において参加してもらえればと思います。

※この話を本格的に論じようとするときっと本が一冊書けると思うので、気になる人はぜひコミックマーケットのカタログ等を読んでください(笑)Wikipediaでも大体のことは書いてありますが、毎回微妙に定義が変化したりしていて面白いですよ。

その他の実際の細かいルールはおいおいWEBやカタログ、サークル参加案内に記載していきますが、徹夜・早朝来場の禁止、ゴミを捨てない、スタッフの指示に従う・・・など、ごくごく一般常識に沿ったものしかありません。基本方針として、免責事項としてたくさんの禁止事項は規定せず、ゆるやかにゆるやかに、グレーのところはグレーのままでいければと考えています。でもゆきあつのめんまコスのまま電車に乗ってこないでくださいね……。これを機に、せっかくあの花で盛り上がっている秩父に変なルールが作られるのは絶対に嫌ですしね。ルール化せずに、マナーの段階で皆が守れば大抵のことについて問題ないはずです。

もし気になる事があればコメントでも@でもメールでも構いませんのでご連絡ください。ただし、「答えなければグレー、答えた方がシロクロはっきりするけど、クロ」的な質問はスルーしちゃうかもしれませんのでその辺は空気を読んでくださいw

それでは。

 

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posted by 8月の秘密基地 at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ
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