現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事

関東周辺のセシウム汚染予測 国立環境研、影響評価へ

2011年7月6日17時30分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 東京電力福島第一原発から放出された放射性セシウムによる関東周辺の汚染を予測するプロジェクトを、国立環境研究所(茨城県つくば市)が始めた。生物や汚泥などに蓄積されるセシウムが、生態系や人体に及ぼす影響を評価する基礎データを得るのが狙いだ。

 大気中に放出された放射性物質は、雨などで地面に降り、土壌から河川に入って、海に流れ出すと考えられている。セシウム137は半減期が30年と長く、影響が長期に及ぶと考えられる。しかし、広がり方の実態はよくわかっていない。

 同市周辺は筑波山や霞ケ浦があり、市街地の周辺に田園地帯が広がるなど、自然環境の縮図のような地域。大原利眞・地域環境研究センター長らは、このエリアで森林の土壌や湖底の泥、貝や水草、市街地の水道水などに含まれるセシウム137を継続的に測定する。得られたデータからセシウムの動きをモデル化し、それをもとに、関東地方を中心とした汚染の推移をシミュレーションする。

 セシウムは、予想外の場面で住民に影響を及ぼす可能性も捨てきれない。シミュレーション結果は国や自治体などに提供され、対策の検討にいかされる。

 大原センター長は「適切な対策のためにもセシウム汚染の全体像の把握を急ぐ」と話している。(中村浩彦)

検索フォーム

おすすめリンク

原発の汚染水。浄化装置が稼働すれば一安心、とはいかないのが放射能の怖いところだ。

日本で起きた原発事故に、世界で最も敏感に反応した国がドイツだ。原発の運転延長を決めたばかりだったメルケル政権は、2022年までの全廃を決めた。脱原発へと百八十度かじを切った背景は?

銀行員時代に総会屋への利益供与事件に遭遇し、銀行トップの辞任を求めた江上剛さん、ソニーで上司に従わず、独断でパソコンを開発した辻野晃一郎さんらに、本社と現場の関係を聞いた。

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

検索

避難所にいる方々

亡くなられた方々

| 記事一覧

【東日本大震災】救援募金を受け付け中

●銀行振り込み
三井住友銀行新橋支店(店番216)普通2133184
【口座名】朝日新聞厚生文化事業団災害口
●郵便振替
「朝日新聞厚生文化事業団」(00910・9・14990)
●現金書留
〒104・8011(所在地不要)朝日新聞厚生文化事業団「東日本大震災救援募金係」(03・5540・7446)
※郵便振替、現金書留ともに、「東日本大震災救援募金」と明記してください。