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【長野】

シートで屋根応急措置 松本、地震から1週間

2011年7月6日

震度5強の地震から1週間目を迎える松本市。まだ建物の屋根には応急措置のブルーシートがあちこちに見られる=同市寿北で、本社ヘリ「わかづる」から

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 松本市で震度5強を記録した地震は6日、6月30日の発生から7日目を迎える。瓦が壊れるなどした市内の住宅の屋根には、まだ応急措置として置かれたブルーシートが目立つ。

 市の5日のまとめでは、地震の建物被害は前日より76件増え、4004件。内訳は、半壊3件、一部破損1773件、瓦や塀の破損2228件となっている。

 地区別では、芳川が1279件と最も多く、寿719件、鎌田683件、庄内365件−と続く。JR松本駅から南側の篠ノ井線に沿って被害が際立ち、市南部に集中していることがあらためて浮き彫りになっている。

 人的被害は、重軽傷15人。ベッドからの転倒などによる骨折が6人で、落下物などによる打撲や切り傷などが9人だった。同市並柳のアパートで死亡しているのが見つかった男性(44)は、市は地震との因果関係が分からないと説明している。 (出来田敬司)

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