最新ニュース
逮捕の朝鮮籍役員、農水産物の輸出も計画
< 2011年7月6日 8:54 >
ブックマーク
北朝鮮に対する高級外車の不正輸出事件で逮捕された朝鮮籍の会社役員が、北朝鮮産の農産物などを日本に輸出する計画を立てていたことが警視庁公安部の調べでわかった。
この事件は、ぜいたく品として輸出が禁止されている高級外車の「ベンツ」３台を北朝鮮に輸出したとして、在日朝鮮人の会社役員・安成基容疑者が外為法違反の疑いで逮捕されたもの。
警視庁公安部によると、安容疑者の所持品からは、北朝鮮のマツタケやカニといった農産物や水産物を日本や韓国、欧米諸国向けに輸出するための計画が書かれた文書が見つかったという。
安容疑者はこの５年間に２０回、北朝鮮を訪れていて、警視庁は、北朝鮮政府の指示で外貨獲得のための貿易活動を行っていたとみて調べている。
【関連記事】
- 2011.07.03 03:23
- 先物取引詐欺、元会社役員ら１０人逮捕
- 2011.03.11 13:07
- 菅首相「外国籍と確認されれば返金したい」
- 2010.12.04 12:18
- 米韓、ＦＴＡ合意 日本の輸出産業に影響も
- 2010.10.20 11:43
- 中国のレアアース、欧米向けも輸出停止か
- 2010.09.29 13:25
- 中国、日本へのレアアース輸出手続きを再開