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国際医療福祉大学大学院長・副学長の開原成允氏が、1月12日、解離性動脈瘤のため逝去した。享年74歳。

開原氏は1937年1月生まれ。東京大学医学部を卒業した後、フルブライト交換留学生として米国ジョンズ・ホプキンス・ホスピタルにて臨床・研究を行った。帰国後、東京大学教授、東京大学附属病院・中央医療情報部長、WHO研究協力センター長、国立大蔵病院院長などを歴任。専門は医療情報学。

この他、厚生労働省を始めとする各種審議会専門委員、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン理事長など数多くの役職を務めた。『患者の声を医療に生かす』（共著。医学書院、2006）ほか、編集・著作も多数。

1月16・17日に、芝の増上寺において、開原家と国際医療福祉大学の合同葬として、しめしやかにとりおこなわれた通夜・告別式には、多数の人々が参列し、故人の人柄を偲んだ。

本年4月に開催を控えている日本医学会総会の副会頭も務めた。