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【サッカー】

優勝候補ウルグアイ 痛恨のドロー

2011年7月6日 紙面から

◇南米選手権第4日(4日・サンフアン=アルゼンチン)

 【ブエノスアイレス工藤拓】南米選手権は4日、1次リーグC組の2試合を行い、昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で4強入りを果たし、1995年大会以来の優勝を目指すウルグアイがペルーと1−1で引き分けた。先制されたウルグアイは前半ロスタイムに、FWスアレスのゴールで追い付いたが、勝ち越し点は奪えなかった。チリはメキシコに2−1で逆転勝ちを収めた。

 W杯南アフリカ大会ベスト4のウルグアイも、アルゼンチンとブラジルに続き、初戦の難しさに苦しんで引き分けた。

 前半24分、押し上げすぎた最終ラインの裏を縦パス1本で破られ、あっさりと先制された。前半終了間際にFWスアレスが同点ゴール。ピッチ上の選手たちもベンチも跳び上がって歓喜に沸いたが、そこまでだった。後半は運動量が落ち、逆転するには至らなかった。

 W杯でMVPと得点王に輝いた、頼みのエースFWフォルランは不発。後半25分、スアレスとのパス交換からゴール前に抜け出したが、左足シュートは大きく外れた。

 エースは試合後、「相手はうまくゴール前を固めてきた。簡単な試合にならないことは分かっていた。2−1にするチャンスはあったんだけど」と逃した決定機を悔やんだ。

 「予想通りの難しい試合となった。前半は戦い方を誤り、与えてはならない失点を与えてしまった」と振り返ったのはタバレス監督。「でも、昨年のW杯でも初戦は良くなかった。不安が生じるのは問題の解決方法が見つからない場合だが、我々はどう戦っていくべきかを分かっている」と、巻き返しての快進撃再現に自信をみせた。 (工藤拓)

 

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