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【大リーグ】

西岡は快笑!!メジャー初2打点!!

2011年7月6日 紙面から

レイズ戦の2回、先制の2点二塁打を放ち、二塁上で喜ぶツインズ・西岡=ターゲット・フィールド(共同) 

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 メジャー新人でも、ビッグネームに気後れしなかった。西岡の第1打席は2回1死満塁、先制の絶好機。マウンド上は昨季リーグ2位タイの19勝、今季2年連続で球宴に選出された左腕プライスだ。

 「相手はオールスター投手。追い込まれる前にストライクを狙った。怖いもの知らずというか、積極的に来た球を打つというシンプルな気持ちで打席に入った」。言葉通り、カウント1ボールからの甘い151キロ直球を流し打つと、打球は右翼フェンスにワンバウンドで当たる会心二塁打。二者を迎え入れ、背番号1は塁上で両手をたたいて喜び爆発だ。11打席ぶりの快音でメジャー初の複数打点とあっては無理もなかった。

 遊撃守備では2併殺にも絡み、ガーデンハイアー監督は「ニシはビッグヒットで先発を勇気付けた。二塁のカシーヤと2人で1、2回のピンチを切り抜けた併殺も助けた」と攻守両面の貢献を指摘。大砲カダイアーも「ニシの『速球を右へ』というワザありで頭脳的な打撃が、ナインを『きょうのプライスなら打てる』と刺激した」と“火付け役”に感謝した。

 それでも、満足には程遠い。左すね骨折で開幕直後から60試合離脱し、打率は1割9分5厘。「長い間チームに迷惑を掛けた。これからです」。ここからがNISHIOKAの本領発揮だ。 (ミネアポリス松原明)

 

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