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【プロ野球】楽天、“オセロ地獄”抜け出せず 1点守れず、連勝逃がす2011年7月6日 紙面から ◆オリックス2−1楽天赤田の打球が左翼線に落ち、サヨナラ負けが決まると、楽天の星野監督はすぐにベンチから立ち上がり、監督室に引きこもってしまった。 気持ちを整理して出てきた星野監督は「ほんまそうや(援護ができん)なあ。塩見のときに点を取ってやれん。チャンスがないわけじゃないんだけど」。5回1死二、三塁、6回1死二塁で後続が凡退。それでも、先発した新人・塩見が6イニングを4安打無失点と踏ん張り、2番手青山も2イニングを1安打に抑えてつないだ“完封リレー”のバトンをスパイアーが落とした。 1点リードで迎えた9回。先頭の後藤の左前打を左翼・中村が後逸。無死二塁にしてしまったことも響いたが、スパイアーは「守りのミスはいい訳にはならない。ボールは悪くなかったがうまく打たれた」と首を振った。 白星と黒星が交互に来る“オセロ地獄”が6月24日から続く。星野監督は「最後、1点を守れなくてホンマ、情けないチームや。スパイアーもスパイアーだ」。試合前から「後ろがきちんとしていれば(勝率)5割はいっている」と話していた指揮官。「借金7」の現実に苦悩の色を浮かべバスに乗り込んだ。 (後藤慎一) PR情報
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