ざまあみやがれい！

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コメント一覧

1. • 1. 野口京子
   • 2011年05月09日 08:58
   • 四半世紀近く前の討論を読み、論点も流れも今と全く変わらない事に驚きました。起こらない筈の事故の最中で、喉元を過ぎてもいないのに。
     今も、若い人は話せば分かる事が多い、年寄りは駄目と聞きます。(これも、半世紀前と同じですね。) 豊かな生活の中で洗脳教育だけを受け挫折も知らずに育った素直な若い人達ならともかく、実際に大本営発表と原爆・敗戦を体験した人達やソレを身近に聞き育った人達が、どうしてあんなに素直にお上を信じ、ご意向に添い納得して居られるのかが、大きな謎です。(NHKニュースを見ていての印象です。単に編集に依るのか、実際が多少なりとも反映されているのかも、謎です。) 
     企業が原子力村の仲間である事は分かりますが、いわゆる一般人の中でも、私のような年寄り。あいつら何を考えとんねん?! と、貴方が聞かれても困るでしょうが、考察は出来ますか？
     
     ネットでは反原発が大多数(読む記事の選び方に私のバイヤスがかかっている為かも知れません)、報道では原発推進が大多数に見えますが、実際はどうなのでしょうか？  
     
     居場所に依り「普通」は大きく違うであろう事を承知の上で、貴方の目にどう映るのかを教えて下さい。
2. • 2. 大石二郎
   • 2011年05月09日 09:12
   • 先の京子の連れ合いです。何10年も前に、一緒に日本を出ました。
     
     私達の世代は60年代から70年代にかけて安保闘争、学生運動、反核運動等が盛んで、学生時代は常に体制派か反体制派かを問われ続けて来たように思います。
     
     私が行ったのは新設の工業高校で、大学進学する人は皆無という技術立国して行く為の労働力確保を目的とした学校でした。3年生の時に工場実習で日特金属という会社に行く事になったのですが、当時の新聞にこの会社は武器を作っているという事が載っていて世間で話題になり、私は日本国内で銃や戦車等の武器が作られているという事実を生まれて初めて知り、大変驚きました。
     
     国、政府、社会、戦争、平和、政治、生き方、などという事を否応無く考えさせられ、国に対する不信感を育て反体制側の無力さを思い知らされて来た訳です。私自身はデモに行った事も政治活動や平和運動に加わった事も無く、未だにどうして良いのか解りません。ただ、自分自身が生きて行く上で、自分が今何をしているのかを出来るだけ解っていたいと思うようになりました。
3. • 3. 大石二郎
   • 2011年05月09日 09:23
   • 都会の生活は解らない事だらけです。部屋代を払い電気代を払いスーパーマーケットで物を買い電車に乗って用を足しその全てにお金が必要というような普通の事が、どうしてそうなっているのか良く解らない。一度全部捨ててしまって始めからやり直したいという考えから、今の暮らし方を選んだように思います。
     
     長年一般社会から離れた所で生きて来て、特に日本社会からは物理的に切り離されている訳ですが、今回の出来事で頭の中はすっかり日本に戻ってしまいました。2001年の911の時にテレビを買い日本語放送を見始めて、10年後に311が起きました。テレビで見る日本人は、日本語を話すけど、よく解らない感じです。私にとっては以前から何も解らなかった訳ですけど。ニュースでインタビューを受けているサラリーマン風の人達は電気さえあれば命は要らぬといった反応です。菅直人がやっと浜岡原発の停止を中電に要請したそうですが、どうして日本中の原発全てを止めないのでしょう。止めると電気が足りなくなると言いますが、日本中が、地球が被曝しても、電気さえあれば良いという訳です。
     
     風評被害ということがよく言われますが、実際に野菜や魚や水を始め全てが汚染され、それに対して国が勝手な基準値を設定してそれ以下は安全だと言っているだけでしょう？ 国のこれまでの対応、基準値の決め方が信用出来ないから、安全だと言われてもマトモな神経では買えません。国が安全風評を流しているのだと思います。日本以外の国にとって日本全土が汚染されたのは事実ですから、何も買いたくないでしょうし、殊に魚や野菜などの食料品は尚更です。チェルノブイリの時、日本の人達は、当然の如く、今の他国以上の反応をしていました。
4. • 4. 大石二郎
   • 2011年05月09日 09:26
   • 放射能汚染にはこれ以下だったら安全という値は無いそうですね。どんなに少なくても危険なので安全基準値というものは無く、どこまで我慢するかという値、我慢値だとか。近頃テレビで「風評被害」という言葉を聴くと腹立たしい。何に対して怒って良いのかも解らない。
     
     岡本太郎のドラマの中で「私は権威と戦うのではない、権威に取り込まれた人々と戦うのだ」と言うセリフがあり、ハッとしました。 原発の事は、知れば知るほどアメリカ主導の世界的悪だくみの構図が見えて来て、本当に嫌になります。
     
     インターネットが無ければこんな事解らないし、このメールも無い訳です。インターネットが世界を変える時が来ているのでしょうか？ 変われるのでしょうか？
5. • 5. ざまあみやがれい！管理人
   • 2011年05月09日 13:18
   • 海外からのコメントありがとうございます。
     
     すごく大ざぱにまずは結論から述べます。
     
     より豊かな生活を送りたいか、そうでないか、という違いが世代間にあります。それはハングリー精神が有るか無いか、という単純な話です。
     
     適切な例かどうかはご判断にお任せいたしますが、インターネットのヘビーユーザーの間の世論の1つとして、車なんて必要ない、というものがあります。若者のクルマ離れ、という言葉でメディアは報じています。
     
     CMでどれだけ車を宣伝されても、インターネット内の若者の世論は、「クルマに魅力を感じない」です。
     
     クルマに魅力を感じる世代もあることでしょう。それは、先ほどおっしゃっていただいたような、戦中、もしくは戦後まもなくの団塊の世代から、しばらくの世代です。日本が高度経済成長期であった時代の人たちです。恐らくですが、昭和後期、平成うまれの人達にとっては、車は豊かさを表すものではありません。ツールです。そして、そのツールが高価であること、維持費がかかることに対して、NOと言っています。
     
     これはあくまで、ネット内の1つの世論です。
     （続く）
6. • 6. ざまあみやがれい！管理人
   • 2011年05月09日 13:18
   • そして、先ほどおっしゃっていただいた「インターネットが世界を変える時が来ているのか」という問いに対する答えですが、かなり強引な理論展開ですが、筆者は、「変える時がきている」と答えます。
     
     インターネットがどのように世界を変えるかについてには、多くの答えを用意することが出来ます。一番身近な答えは、インターネットを使うには、車ほどお金がかからない、事です。
     
     消費者目線、事業者目線、など目線が違えば、主張も違うでしょうが、少なくとも、消費者と起業家にとっては、インターネットは投資金額が少なくそして、見返りが多い分野として注目されています。
     
     更に卑近な具体例を申しあげます。わざわざ車に乗って郊外の映画観に出かけて映画を見なくても、インターネット上で、動画や映画を楽しめる、ということを考えると分かりやすいです。
     
     つまり、何かを得ようとするときのコストが、これまでの時代よりも、低く抑えられる時代になってきています。これが進んでいけば、エネルギー消費量は少なく抑えられるようになっていくのではないか、と考えられます。
     
     エネルギー消費量が少なくなれば、作るエネルギーも少なくてすみます。原発にそれほど頼る必要がなくなってきます。大雑把にいうとこういうことです。
     
     乱暴な言い方をしますと、物に豊かさを覚える時代から、情報や精神的な楽しさに豊かさを覚える時代に、この日本は変わってきているということです。それは、紙上に出回るお金が少なくなっていく時代にになっていることを示しています。
     
     デフレ時代は、こういった側面でも考えられます。
     
     これが答えです。
     （続く）
7. • 7. ざまあみやがれい！管理人
   • 2011年05月09日 13:19
   • ただ、興味深いのは、安保闘争を経験した世代と、それ以降の世代の考え方の違いです。経験していない世代は、疑う、反抗する、といった手段をもたない世代とも言えます。これを「諦め」と呼ぶ人もいるでしょう。
     
     実際、諦めているのです。そして非常にクールです。
     
     福島原発の問題について、クールな世代は、福島以外の場所に住む人が団結して、戦うなどという面倒くさい手段を取りません。私たちの世代は、クールに、そんなところ住んでいる人が悪い、とみなすのではないかと考えています。同情はもちろんするでしょう。共感する感情はみな持ち合わせています。だけど、わざわざ手を貸して戦うことなどしないでしょう。
     
     上の世代が「若い奴は」といいます。ですが、下の世代は、そこまで上の世代に感心を持っていません。「上の世代がめんどくさいことたくさんやってきてつけが回ってきたな。このまま日本は崩壊するな」くらいの視点は持っているでしょう。下の世代にあるムードは、「日本が破綻してもそれはそれでしょうがないな」くらいなものです。実際筆者は、そう感じています。
     
     その時筆者が感じてるのは、「インターネットさえあれば、住むところなんてどこでもいいや」ということです。これは、ご意見を頂いたお二方と似ているのではないか。だが決定的に違うのは、筆者の世代、そしてそれより若い世代は、日本から海外に移住した人に対して非難はしないだろう、ということです。それはナショナリズムの崩壊とも呼べると思います。
     
     また、原子力政策を日本が推し進めるなら、さっさと安全な場所に移住しようか、と考える人も、これまで以上に現れるだろうと思います。しがらみに従うことは、かつてほど美徳ではありません。むしろ悪習慣です。
     
     長くなりましたが、筆者はこのように、インターネットと、エネルギー政策と、世代間の違いについて、考えています。
     
     （終わり）
8. • 8. 野口京子
   • 2011年05月10日 13:48
   • 「決定的に違うのは、筆者の世代、そしてそれより若い世代は、日本から海外に移住した人に対して非難はしないだろう、ということです。それはナショナリズムの崩壊とも呼べると思います。」
     
     と読み、私は疎開したのだと実感します。原発事故の放射能からでは無く、空気を読んで皆に合わせろ不満があるなら出て行けと言われる「全体主義」から？ (原発問題だけで無く)出て行けと言われ、出たら大手を振って生きられると思いましたら、逃げた裏切り者と呪われたと、今、気付きます。若い世代の人に、初めて「許された」気がして、救われました。(許された気がして初めて、大きな引け目があった事、許されなかった・呪われた事に気付きます。)
     
     原発が嫌だから電気を買わずに暮らせば罪無く楽に生きられると思いましたが、大間違いでした。ステイタスとしての車に興味はありませんが、ヨロズヤまで10キロ銀行やスーパーまで100キロなのでトラックを使いガソリンを買い、自給出来ない物を買います。買える全ての物の何割かは原発の電気を使って作り運ばれますので、少しは軽くても同罪です。でも、自分の中の矛盾が少しでも少ないのも、救いである事は確かです。
     
     ありがとう。
9. • 9. 洋子
   • 2011年05月31日 10:15
   • 原発は、ほんの一握りの卑劣な国や人がまさしく人々を詭弁と愚弄によって推進してきたものです。
     
     この原発の為に４０数年、私達の税金は、何十兆円も勝手に時の為政者と利権を共有するもの達に使われ、他のエネルギー開発には雀の涙程の予算しか割り当てられず今日まで来たのです。
     
     原発建設に反対すれども次々と日本に建設され、電力が独占的であるが故、その電気を利用せざるを得ない理不尽さに怒っています。
     
     原発を取り巻く莫大なカネと権力は、私達の税金がルーツなのです。
     もう、いい加減に私達は目を覚まさなければいけない。
     原発から恩恵を・・等というアチラさんの思う壺と策略に嵌って、
     泣き羊にならないようにしなければなりません。
     
10. • 10. ラヴェンダー
    • 2011年06月20日 08:31
    • 友達にこのサイトを教えてもらいました。
      まだ見た事のないビデオがたくさんありました。
      ありがとうございます。
      
      朝生ですが、８８年の第１弾を見て、いま９９年のを見ています。
      でも残念ながら第２弾が削除されていた。。。
      
      ほとぼりが冷めた頃にまたアップロードお願いします。
      
      文字起こしもとても意義深い仕事だと思います。応援しています！