ニュースランキング

'11/7/5

老朽の安芸津港、市が補修へ



 東広島市は、老朽化が進む安芸津町の安芸津港で施設の補修に乗り出す。本年度は防波堤の補修をするほか、劣化の度合いを調べる点検マニュアルを作成する。計画的な補修をすることで施設の寿命を延ばし、管理コストの削減にもつなげる。

 安芸津港は1951年に三津港として国の港湾指定を受け、52年から広島県が管理していた。市は2009年に県から管理権限を譲り受け、防波堤や浮桟橋など88施設を管理している。高度成長期に県が整備した施設も多く、防波堤に亀裂が入るなど劣化が目立つ。

 市は本年度、防波堤の補修に約2千万円を投じる予定。さらに、施設を点検して劣化の度合いを評価する手順をマニュアルにまとめる。

【写真説明】東広島市が補修に乗り出す安芸津港




MenuTopBackNextLast