福島第1原発事故で、原子力安全委員会は5日までに、国と福島県が3月下旬に実施した15歳までの子ども約千人を対象にした調査で、約45%の子どもが甲状腺被ばくを受けていたことを明らかにした。いずれも微量で、安全委は「精密検査の必要はないと判断した」と説明している。実測値のほとんどは年間被ばく線量に換算できないレベルだった。