記事一覧選択画面に戻る |
アナログ番組、まもなく終焉〜停波は7月24日だが通常受信は今月限り
(6月15日付け)
地上デジタル放送(地デジ)への移行が進み、アナログ放送は7月1日から従来どおりの受信はできなくなる。アナログ停波は7月24日だが、7月1日以降はテロップなどが入った案内画面が頻繁に流れるためだ。地デジをまだ受信できない地域住民を対象に総務省(窓口は北海道北テレビ受信者支援センター=デジサポ道北、旭川市、電話0166-21-6450)の「地デジ臨時相談窓口」が15日から開設される。市では「広報もんべつ」6月号で告知を行い、「要望があれば自宅に伺い説明します」としている。
アナログ放送は、ここ数カ月は地デジ移行の案内テロップが画面上下に出るなどし、落ちついて見ることができない状態だ。地震速報の案内にも似て、頻繁にメッセージが出るが、7月1日以降は、これに拍車が掛かり、「事実上受信できない状態になる」と市内の電気店関係者も話している。通常受信が可能なのは残り2週間しかない。
デジサポのホームページでは、7月1日以降に「通常番組の画面上に終了日までのカウントダウンなどを表示する」「全画面スーパーやブルーバックのお知らせが画面に挿入される」「24日正午からブルーバックのお知らせ画面になる」「24日24時までに停波し、このあとは何も受信できない」と解説している。
また東日本大震災で東北3県は地デジ移行が最大1年間延期となる。「東北3県限定」を「全国でも同じ」と誤解している地域住民がいないとは限らない。十分に周知するには窓口開設が欠かせないことになる。
全国1600カ所に地デジ臨時相談窓口が開設となるが、市の相談窓口はオホーツク交流センター(バスターミナル)で連日午前10時から午後5時まで開設される(土曜、日曜日は休み)。30日の木曜日も休みとなる。7月に入ると毎週水曜日が休みとなるが、その他の日は通常どおり対応して貰える。
記事一覧選択画面に戻る |
(C)株式会社 北海民友新聞社 1998-2011