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安住氏 菅首相の姿勢公然批判

7月5日 18時18分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の安住国会対策委員長は、記者会見で、松本復興担当大臣の辞任を巡って、総理大臣官邸から説明がなかったことに不満を示したうえで、「国会運営に当たっているメンバーに対する配慮が全くない政権だ」と述べ、菅総理大臣の姿勢を公然と批判しました。

この中で、安住国会対策委員長は、松本復興担当大臣の辞任について「菅総理大臣の任命責任は当然ある。被災地から見れば情けない話であり、総理大臣みずからが被災者の方々におわびしないといけないのではないか。過酷な環境ですべてを失っている被災者に対して、こういう醜態は恥ずかしい」と述べました。そのうえで安住氏は、松本大臣の辞任を巡って、総理大臣官邸から一切説明がなかったことを明らかにしたうえで、「国会を円満に運営する努力をしている国会対策のメンバーに対する配慮が全くない政権だ。これでは政権なんて崩壊する。率直に言って、とても求心力があるとは思えない」と述べ、菅総理大臣の姿勢を公然と批判しました。また、民主党の渡部最高顧問は、記者団に対し「松本大臣が辞めるのは当たり前の話だ。大臣でなくても、普通の人間の常識として許されない行動で、被災地の皆さんの心を逆なでしてしまった。ああいう人を大臣にした菅総理大臣に、いちばん重い責任がある。菅総理大臣には、国民のためにも、被災地のためにも、民主党のためにも、1分でも1秒でも早く辞めていただきたい」と述べました。