映画の現場(メイキングお手伝い4日目)
テーマ:映画のメイキング日記(お手伝い)1時間後ろにずらしてのスタートであった4日目。
凄惨なシーンもあるこの日の収録は、
結局雨天により深夜、見送ることとなった。
役者にとっても負担のかかるようなものなため、
この日に収めて欲しかったが、
まぁ、私の関与する所ではないため、
色々気づいた意見や、アイデアなど言えないところを
こらえるしかないのだが、
雑誌連載時に現場で監督業と変わりないことをしてきた経験から、
「あぁ、そういえば自分も最初、慣れないうちはかなりの逡巡をしていたなぁ」と
自分のことを思い出す。
「作品は監督のものだが、映画はプロデューサーのものだ」
これが私の持論である。
今回の作品はプロデュースも監督も両方とも監督自身が兼任しているので、
全ては監督自身の判断にお任せするしかない、と。
とにかく、監督自身が張り切っていただけあって
収まりきれなかったことに肩を落とした姿を、
メイキング・キャメラに収めるのは私自身もつらかった。。。
この連日の暑さに負けてか、機材にもトラブル発生。
バラスト(一定の電力を供給する装置)が駄々をこねたらしい。
深夜にデイシーン(昼間)を作り出すのに時間がかかり、
そのうち雷雨。
スタッフたちの歯を食いしばる表情と落胆する姿を
目の当たりにしてこれもまた、つらい気持ちになる。
こんな日もあるさ。
そして押しまくった時間から開放され、
駅に向かったは良いが、閉じられた駅のシャッターが無常にも
拒否されたようで、つらい。
不慣れな土地に深夜の暗闇、辺りは密集した住宅街、
車の大通りから離れないように注意しながら、
帰り道を探す。こういうときは不安やパニックは厳禁である。
むっとする暑さと湿気は、闊歩する道中、ずっとまとわりつく。
知っている道を見つけ、その道を信じてひたすら歩きに歩き続ける。
こういうとき、何があっても浮気は絶対にしないことが大切。
深夜の2時過ぎにようやく帰着。
となりました。
疲れた1日だった。
それでも色々と勉強になった1日でもあった。
少なくとも自分が今まで経験し、考えて実行してきたことが
間違いの無いものであると実感できたのだから。