復興相発言、国会で追及＝5党幹事長

　国民新、社民、みんな、たちあがれ日本、新党改革各党の幹事長は4日午後、国会内で会談し、松本龍復興担当相が東日本大震災の被災地復興に関して「知恵を出さないところは助けない」などと発言した問題について、国会で追及していく方針で一致した。
　与野党から復興相への批判が相次いでいるが、辞任を求めるかどうかについては意見が割れている。自民党の山本一太参院政審会長は記者会見で「許せない暴言だ。すぐに辞めてもらいたい」と要求。みんなの党の江田憲司幹事長も記者団に「言語道断だ。大臣として不適格と言わざるを得ない。（菅直人首相の）任命責任も重大だ」と語り、共産党の市田忠義書記局長は会見で「担当相としての資格が問われる重大発言だ」と批判した。
　一方、社民党の福島瑞穂党首は「暴言だ。しっかり反省した上で（復興で）成果を出してほしい」と記者団に述べた。　

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