松本復興担当相、自らの発言で被災地から反発の声が相次いだ責任を取り辞意表明
松本復興担当相が、被災地で「知恵を出さないところは助けない」などと発言し、被災地から反発の声が相次いだことの責任を取り、辞意を表明した。
松本復興担当相は5日朝、首相官邸を訪れ、菅首相に対し、辞表を提出した。
そして、午前10時前、退任にあたり記者会見を開いた。
松本復興担当相は「(午前)8時45分に総理に復興対策担当大臣、内閣府防災担当の職を辞するというご報告をいたしました。『粗にして野だが卑ではない』松本 龍、一兵卒として復興に努力をしていきたいと思っております。被災者には、私は人一倍寄り添っているつもりでしたけども、言葉が足りなかったり、また荒かったりして、被災者の皆さんの心を痛めたことを、まず本当におわびを申し上げたいというふうに思っております」と述べた。
松本復興担当相は、6月27日に復興相に就任したばかりで、野党側は、菅首相の任命責任を追及する方針。
(07/05 10:57)