小学生の列に乗用車 女児重体

7月5日 9時1分

５日朝、熊本県山鹿市の国道でトラックに追突されたワゴン車が集団登校していた小学生の列に突っ込み、４年生の女の子１人が意識不明の重体、３人が軽いけがをしました。

５日午前７時半ごろ、熊本県山鹿市鹿北町の国道３号線で、渋滞で徐行していたワゴン車に大型トラックが追突しました。ワゴン車は追突された弾みで道路脇を集団登校していた小学生の列に突っ込みました。警察などによりますと、この事故で、近くの山鹿市立広見小学校の４年生、重見愛美さん（９）が病院に運ばれましたが意識不明の重体です。また、同じ小学校に通う別の１１歳の女の子と小学２年生の男の子、それに１０歳とみられる男の子の合わせて３人の児童が、頭や足などに軽いけがをしているということです。現場は片側一車線の国道で、事故があった当時はワゴン車が渋滞の最後尾で徐行していたところに、後ろからきた大型トラックが突っ込んだということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。