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2011年7月4日(月) 19:18 |
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県が被災者を臨時職員として採用
岡山県は、被災者を臨時職員として採用し、4日辞令が交付されました。 採用されたのは、仙台市出身の男性で岡山に定住しての農業を目指します。
辞令が交付されたのは、仙台市出身の石田豊さんです。 石田さんは、津波で仙台市の自宅が全壊、生活基盤を失い、避難所や仮設住宅での暮らしを余儀なくされていました。 新聞で、岡山県の就農支援制度を知り、応募したということです。 農業の経験はありません。 職場は、農業を学ぶ岡山県の農業体験研修施設「三徳園」です。 石田さんは、臨時職員として住み込みで働き、農作物の栽培や農機具の操作技術などを学ぶということです。 将来は、岡山に定住して農業を続ける考えです。 石田さんは、3月までここで農業の知識や技術を学び、その後は自立に向けた準備を進めることにしています。 岡山県では、7月末まで被災者を対象に農業経営の希望者の募集を続けています。
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