「大相撲名古屋場所」(10日初日、愛知県体育館)
関脇稀勢の里は4日、愛知県長久手町の鳴戸部屋宿舎で、若の里や新入幕の高安、チェコ出身の新十両、隆の山らと続けて30番取り、たっぷりと汗をかいた。
先場所は初日の1週間前に調子のピークがきて、場所中に失速。14日目からの連勝で勝ち越したが、その反省を生かして徐々にペースを上げているという。
25勝5敗と部屋の関取衆を圧倒した稀勢の里は「初日までに動きのきれを増して、体ももうひとしぼりしたい」と調整は順調だ。3日に25歳になり、部屋頭としての自覚も十分。若い衆を指導する姿にも貫禄が出てきた。
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