ホーム > リング > リング最新紙面記事

西岡、夢実現!10月に米ラスベガスで防衛戦

 ラスベガスでのV7戦が決定した西岡(右)と浜田代表=東京・神楽坂の帝拳ジム
【拡大写真はコチラ】
 ラスベガスでのV7戦が決定した西岡(右)と浜田代表=東京・神楽坂の帝拳ジム

 ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(34)=帝拳=が、10月に米ラスベガスで7度目の防衛戦を行うことが4日、決定した。対戦相手は未定で、西岡にとっては初のラスベガスでの防衛戦となる。アンダーカードなど詳細は調整中だが、西岡がメーンとなる可能性もあり、本場ラスベガスのリングで日本のエースが世界に羽ばたく。

  ◇  ◇

 念願のラスベガスでの防衛戦が現実のものになる。「ラスベガスは世界のボクシングの聖地。日本人の世界チャンピオンで、(ラスベガスで)防衛した選手はいない。自分がワクワクする試合をしたい」。西岡は高ぶる気持ちを隠そうとせず、興奮気味に語った。

 西岡は過去、ラスベガスのリングに2度上がっている。いずれもノンタイトル戦で、世界戦は初めてとなる。海外としては、09年5月にメキシコで2度目の防衛戦を行い、長谷川穂積(真正)を破って王座を獲得したWBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)を3回TKOで下した。

 ラスベガス進出は、かねて熱望していた。挑戦者は未定だが、元世界王者などが候補に挙がっており、西岡がメーンとなる可能性もある。「自分の年齢はまったく気にならない。ここ最近、平均年齢が上がっている。40代で活躍しているチャンピオンも多いし…」。今月25日に35歳を迎えるベテランは、日本人世界王者の最年長防衛記録がかかるものの、冷静だった。

 この日、西岡は東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を再開。4月にV6を達成し、しばらく夫人の実家のある兵庫県尼崎市に帰省していた。5月にはロードワークを再開。「やり残したことがない状態で引退したいですから」。不動の王者に妥協はない。

(2011年7月5日)

ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook

オススメリング写真ニュース






Copyright(C) 2011 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp