技量審査場所:初日、白鵬危なげなく 魁皇記録へ足踏み

2011年5月8日 19時16分 更新:5月8日 20時29分

押し出しで豊ノ島(左)を降した白鵬=東京・両国国技館で2011年5月8日、梅田麻衣子撮影
押し出しで豊ノ島(左)を降した白鵬=東京・両国国技館で2011年5月8日、梅田麻衣子撮影

 大相撲の技量審査場所が8日、東京・両国国技館で初日を迎え、7連覇を目指す白鵬は危なげない相撲で豊ノ島を退けた。大関陣は把瑠都と琴欧洲が白星発進したが、歴代1位の通算1045勝まであと10勝の魁皇と、日馬富士が苦杯。大関取りの期待がかかる両関脇は、琴奨菊が完勝したが、稀勢の里は安美錦の引きに屈した。

 ○…大関・魁皇は初日から土。立ち合いで豪栄道の鋭い踏み込みに腰が浮き、そのまま一気に押し出される完敗に「気持ちが乗らない? そんなことは言っていられないんだけどね」とため息をついた。4月末の体重測定では昨年12月から9キロも体重が減少。加えて、「場所前、あまり稽古(けいこ)ができなかった。相撲勘がつかめないというか……」。38歳は小さく肩をすくめた。

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