「何市がどこの県か分からない」復興相が放言連発(07/04 11:49)

 今回の人事で新設された復興担当大臣に任命された松本大臣の発言です。任命後、「3月11日以来、民主党も自民党も公明党も嫌いだ」と言って、野党の反発を招きました。さらに3日は、訪れた被災地の宮城県で、「県でコンセンサス(合意)を得ないと何もしないぞ」などと発言しました。

 松本復興担当大臣:「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々は何もしないぞ。ちゃんとやれ!そういうのは」
 宮城県の村井知事との会談では、こう発言した後、会談を待たされた状況に次のように注文をつけました。
 松本復興担当大臣:「お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか、長幼の序が分かっている自衛隊ならそんなことやるぞ!」
 また、これに先立って訪れた岩手県では、冗談めかしてこう発言しました。
 松本復興担当大臣:「俺は九州の人間だから、東北が何市がどこの県とかよく分からない」
 枝野官房長官:「松本大臣は3月11日以来ですね、防災担当大臣として人命救助にはじまって、この震災の対応の最前線に立ち続けて、状況についても、政府のなかで最も詳細に把握し、なおかつ、被災者、被災地の皆さんの思いというものを最も強く受け止めておられる」

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