国会あす正常化も 松本大臣の発言が新たな火種に(07/04 11:50)

 空転していた国会は、5日からようやく正常化することになりましたが、松本復興担当大臣の発言が早速、火種になりそうです。

 国会が審議再開を模索するなかで飛び込んできた松本大臣の発言問題で、野党は早速、反発の声を上げ、国会は騒がしい雰囲気になっています。
 自民党・大島副総裁:「皆で立ち上がろうとしている時に、その志を潰すような、上から目線の発言は良くありません」
 国会は先月22日に70日間の延長を決めましたが、4日まで12日間、まったく審議は行われていませんでした。4日午前に行われた民主・自民・公明の3党による幹事長会談で、岡田幹事長はこれまでの民主党の対応を謝罪し、5日にも国会の審議は再開されることになりました。しかし、野党が松本大臣の任命責任を含めて菅総理大臣を追及するような事態になれば、ようやく再開される震災対応のための審議時間も松本大臣の発言問題に費やされることになりそうです。4日も永田町は35度に迫る熱気に包まれていますが、政治不信を生んでいる与野党間の冷めた空気はなかなか変わりません。

ページトップへ戻る