ここから本文です

松本龍復興相、宮城県知事を恫喝「書いた社は終わりだから」

オルタナ 7月4日(月)10時9分配信

松本龍復興担当相のある言動が、ネット上で批判されている。その言動とは、3日、東日本大震災の被災地の一つである宮城県を訪問した際の、県庁での出来事だ。

松本復興相は、遅れて応接室に登場した村井嘉浩宮城県知事が求めた握手を断わった。県からの要望書を受け取ると、「(水産特区は)県のコンセンサスを得ろよ。そうしないと、我々は何もしないぞ、ちゃんとやれ」「今、後から自分(村井知事)は入ってきたけど、お客さんが入ってくるときは、自分が入ってきてからお客さんを呼べ」と、村井知事を何度か指差しながら叱咤した。

さらに「いいか、長幼の序がわかっている自衛隊ならそんなことやるぞ。わかった?」と強い口調で続けた。村井知事が「はい」とこたえると、松本復興相は、取材に来ていた報道人に、「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか皆さん。書いたらもうその社は終わりだから」と述べた。

このやりとりを報道したのは、東北放送のニュース番組「TBCニュース」。ニュース映像がYouTubeにアップされると、「怒り心頭」「脅迫の現場」「大臣でも、知事にタメ口、命令は失礼」といった松本復興相の抑圧的言動への批判がツイッター上に相次いだ。

「オフレコ」発言については、「言論抑圧」「マスコミへの圧力」「ジャーナリズムへの全面的な宣戦布告」といった指摘のほかに、「オフレコの強要に従わなかった東北放送を支持」という意見もあり、新聞やTVがどう報道するのか注目される。(オルタナ編集委員=奥田みのり)

【関連記事】
政府、ホットスポットでの生活指針発表
被災児童を次世代リーダーに
自然学校で継続的復興支援を
東電、顧客を通じて取材規制?
東電株主、長年の脱原発運動に手応え

最終更新:7月4日(月)10時9分

オルタナ

 

記事提供社からのご案内(外部サイト)

 
注目の情報
Yahoo!不動産 やっぱり大事!通勤アクセス

大阪、梅田、三ノ宮!やっぱりターミナル駅直通が通勤に便利。好アクセスの狙い目路線で注目の新築マンションを見つけよう!
今すぐチェック!
PR

注目の情報


PR