呉市蒲刈町の「県民の浜」で３日、海開きの式典が催され、関係者約80人がシーズン中の安全を祈った。子どもたちは早速、海水浴を楽しんだ。

　式典では、管理する第三セクター「県民の浜蒲刈」の柴崎龍雄代表(74)が「海の安全を祈念する」とあいさつ。蒲刈小の児童たち約10人が海に入り、水を掛け合って遊んだ。

　ＮＰＯ法人広島ライフセービング（広島市中区）による救命活動の実演や、伝統芸能「蒲刈太鼓」の演奏もあった。海水浴場の開設は８月下旬までを予定する。約４万人の人出を見込んでいる。

【写真説明】県民の浜で水を掛け合って遊ぶ子ども