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チンピラ・ゴロツキ・極道大臣(松本龍)の狂想曲!
近代国家の成立による「逆身分制度」が極致に達した証左だ!
「ドラゴン」の異名をとり、「『部落解放同盟』のドン」と称される環境・防災・復興相の松本龍が被災地の東北でトンでもないことをやらかしてくれた。
民主党政権の発足以降、閣僚によるスキャンダルや権力濫用は後を絶たないが、復興相として東北へ赴いた松本龍はさる7月3日に岩手県の達増拓也知事、宮城県の村井嘉浩知事と両県庁でそれぞれ会談。
特に村井・宮城県知事との会談では自身よりも後に応接室へ入って来た知事との握手も拒否した上、「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと何もしないぞ」「お客さんが来る時は自分が入ってから呼べ。しっかりやれよ」などと恫喝まがいの強い口調で注文をつけた。
さらに「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか? 書いたらもう、その社は終わりだから」と周囲にいるマスコミを牽制して知事への恫喝を公表しないよう睨みを利かせた。
この様子はTVニュースでも流され、完全に「上から目線」の傲慢大臣に対して反発が強まっている。
松本龍復興相、宮城県知事を恫喝! 書いた社は終わりだから
http://www.youtube.com/watch?v=TpvGCRA4228
最初に訪れた岩手県庁の玄関前では、衛藤征士郎衆院副議長からもらったというサッカーボールを持ち出しては「キックオフだ」と達増知事に蹴り込んだようが、ガキの悪ふざけではあるまいし、お前はこの期に及んで一体何をやっているんだと言いたくなる。
ドラゴン松本がキックしたボールを達増知事は取り損ねたが、無理もない。
村井知事への強い口調と傲慢な態度にせよ、それが本当の実力者から発せられた言動なら説得力もあろう。「国は進んだことをやっている。(被災自治体は)そこに追いついてこないといけない」と言うが、震災から数ヵ月も経てようやく復興基本法一つを成立させた様からまるで説得力がない。
知事が後から応接室へ入って来た件について「長幼の序が分かってる自衛隊なら、そんなことやるぞ? 分かった?」と言われても、防災担当大臣として内閣にいながら「まるで役立たず」と揶揄され、自身がパニック状態に陥っては何ら存在感と指導力を示せないで自衛隊の対応を遅らせたというのに「お前が言うな」と言いたくもなろう。
今回の松本の言動は、国から来た人間、閣僚の言動として一般的には取るに足らないものである。ただし、それが危機・有事に際して有用に機能する実力者から発せられたものであればの話だが。
予想される部落勢力からの猛反撃!
さて、部落解放同盟の副委員長として知られる松本は何かとその「貌」ばかりが強調されるが、同和勢力と政界との関係は何も民主党政権になってから表面化してきたわけではなく、自民党政権の時代から与野党を問わず深い関わりにあるもので、今や同和団体とまったく関わりのない政党など部落利権から排除された日本共産党を除いて殆ど存在しないだろう。
(その意味で共産勢力の別働部隊とも形容される『朝日新聞』が松本バッシングにチカラを入れるのもむべなるかな)
さらに言えば部落層を基盤とする同和団体は遥か昔、戦前から台頭してきたものであり、今日、松本龍のような同和出身者が御大臣様として大手を振って闊歩するようになったのは日本が所謂「士農工商」から成る武家時代に終焉を告げ、明治以降の近代になって足軽侍や百姓といった出自の者らが国を治めるようになった「秩序破壊」に起因する。
明治維新後の為政者ら(それ以前の旧体制下では足軽など下層武士や百姓)も権力の濫用ぶりは凄まじかったと言うが、その延長上に自民党政権そして現在のハレンチ極まる閣僚の失態相次ぐ民主党政権があると考えれば分かりやすい。
つまり、所謂「士農工商」は明治に入って瓦解し、そのいずれにも属さない最下層とされた穢多(えた)・匪人(ひにん)の「部落層」から大臣・松本龍を輩出したように今や完全な穢多・匪人に次ぐ「商工農士」の逆身分制度となった。
松本が知事叱責の引き合いに出した自衛隊は「士」に該当するが、軍隊としての正当な地位さえ与えられぬままで、一方、『日本経団連』など経済界の意向が国の方針を左右するまでに影響力を持ち、生産性(工)を維持・向上させるためには移民を受け入れろ−と要求する有り様である。
農業・漁業・林業といった第一次産業は徹底的に蔑ろにされ、自衛隊と同じくその下の「士」に位置する警察行政は松本龍のような「部落大臣」をはじめ民主党政権のトンデモな輩を護ることに汲々とさせられている。
松本龍の祖父は部落解放同盟の創設者で「部落解放の父」とも言われた松本治一郎(じいちろう)だが、明治の近代成立から約150年、部落解放同盟の設立から約半世紀を経て、部落層こそが「富裕層」「為政者」となった事実は知事を不当にも叱責した松本龍の存在に象徴されており、とうに彼らが言う部落問題は名実ともに終焉を迎えていると言えるものだ。
部落・同和を最上位にした「商工農士」社会の到来により彼らの目的は達成されている。
その結果、日本が日本として、日本人が日本人として存在する権利が著しく阻害されているわけだが、「最高権力者」である部落・同和の地位を維持・強化するための施策が「人権侵害救済法案」(旧称:人権擁護法案)の実現であると思う。
同法案では懸念されたメディア規制が凍結・削除されたようだが、今回、松本龍が「オフレコ」と念押ししたことを堂々テレビで公開されたことを受け、ドンの政治生命を危ぶませるほど致命的なバッシングを浴びせたマスメディアと国民世論に対して遠からず部落解放同盟からの猛反撃が予想される。
間違いなく、今度は本当に「終わりだから」のつもりで人権侵害救済法案を国会に上程してくるだろう。
松本龍一人をバッシングして失脚させることも重要だが、事はそれだけでは済まない。その背後にある部落・同和こそが現在の日本における最高権力者であり意思決定機関であるという認識の下、近代国家の成立以降の歪な逆身分制度に終止符を打つくらいの覚悟が肝要である。
人権侵害救済法案には右から左までが懸念を示しているが、まさにその状況が現在の日本における権力構造を浮き彫りにしていると思うものだ。
愛国者・ネット右翼こそは弾圧・迫害に晒される現代日本の最下層!
では、この部落・同和といった存在そのものに真っ向から臨む動きはまったく無いのか? それがある!
今年1月、『在特会(在日特権を許さない市民の会)』の川東大了副会長は奈良県の『水平社博物館』前にて展示会への抗議行動を敢行!
在特会員は未来の尖兵たれ!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51709517.html
お茶の間の「部落利権」議論へ
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51710301.html
解同・支配構造の牙城を崩せ!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51710886.html
名声も富も権力も無い一市民が公然と大組織を向こうに抗議行動を繰り広げざるを得ない。これこそはまさに日本の現状を物語るもので、一介の愛国者であり所謂「ネット右翼」とされる人々がいかに迫害されているかの証左である。
前述の人権侵害救済法案が実現すれば最も打撃を被るのは、こういう市井の愛国者である。まさしく、かつて穢多・匪人として世間から隔離・隔絶された部落層は今の社会では愛国者・ネット右翼がそれに該当する。
では、彼ら部落層は隔離・隔絶された場所に止まって今日の権力を獲得したのか? そうではない。自ら表に出ることで先頭に立って戦い、権利を要求して今日の地位を勝ち取った。
従って愛国者・ネット右翼とされる層も匿名掲示板『2ちゃんねる』のようなリアル社会から隔離・隔絶されつつある「巣窟」に閉じこもって「ネトウヨ」と誹謗中傷・罵倒されつつも書き込みによる情報拡散に終始するのではなく、自らその殻を突き破って新天地を求めていくくらいのバイタリティが不可欠であると私は説くものだ。
繰り返すが打倒すべきは松本龍個人ではない。松本治一郎の言葉を借りるなら、私たちが戦っているのは松本龍の「背後にあるもの」だ。