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小沢氏への「報告」調書も却下=元秘書裁判、任意性を否定―東京地裁

2011年7月1日10時6分

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 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員石川知裕被告(38)ら元秘書3人の裁判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)が採用を却下した供述調書には、「小沢元代表に収支報告書の虚偽記載を報告し、了承を受けた」とする石川被告らの調書も含まれていることが1日、関係者の話で分かった。小沢元代表については、検察審査会がこれらの調書の信用性を認定して、起訴すべきだと議決していた。小沢元代表の公判は別の裁判官が担当するが、影響を与える可能性がある。

 関係者によると、採用が却下されたのは、石川被告と元私設秘書池田光智被告(33)の供述調書計十数通で、検察側が証拠請求して採用が未定だった調書の約半数に当たる。いずれも検事による威圧的な取り調べや違法な誘導があったとして、供述が任意でなされたことに疑いがあると判断されたという。 

[時事通信社]

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