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「どんどん知恵出して」 復興相が岩手、宮城両知事を激励

「キックオフ」と銘打ち、達増知事にサッカーボールを渡した松本復興対策担当相(右)=3日、岩手県庁

 松本龍復興対策担当相は3日午後、就任後初めて宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事と会談した。政府の復興指針を7月中に策定する方針を示し、「県は独自カラーを出してトップランナーになり、さまざまなパイロット事業を展開してほしい」と激励した。
 松本氏は「今後は(自治体間の)競争になる。どんどん知恵を出してほしい」と積極的な取り組みを促した。被災者の復興住宅整備や復興特区に関する法整備を急ぐ考えも明らかにした。
 同日午前は岩手県庁も訪問。玄関で待っていた達増拓也知事にサッカーボールを手渡し「きょうのキックオフに使おうと思って持ってきた」と語った。達増知事は「しっかり受け止めさせてもらいました。ありがとうございます」と話した。
 松本氏は会談後、「(震災復興は)千年に一度の仕事であり、気合を入れて努力する。スピード感を持って臨むのが私の最初の使命だ」と語った。


2011年07月04日月曜日


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