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【社会】

表土2倍、側溝5〜10倍 校内線量「推測の目安に」

2011年7月4日 09時36分

 学校周辺の地上1mの空間放射線量と比べて、鉄筋コンクリートの校舎の教室内は0・1倍、土のグラウンド表面は2倍、側溝は5〜10倍―。福島県南相馬市や相馬市の小学校で、東京大医科学研究所や現地の医師らが線量を調べた結果、こんな傾向が明らかになった。医師らは「調査していない学校でも線量を推測する際の目安になるのではないか」としている。

 東大医科研の坪倉正治医師によると、両市で住民向けに開いた放射線の説明会で「子どもが長時間過ごす学校で、具体的に線量が高い場所を知りたい」との声が多く寄せられ、学校や自治体とも連携して6月に計測した。

(共同)
 

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