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【大リーグ】

“3ボール四球”で負けた マリナーズは誤審気づかず敗戦

2011年7月4日 紙面から

 前代未聞の珍プレーが起こった。マリナーズの先発フィスターは、パドレス戦の5回1死でカウント2−2から投じた8球目がボールと判定。しかし、打席のメイビンはなぜか一塁へ歩く。

 「投球の前にスコアボードがフルカウントの表示だったから、あれ? と思いながら一塁に行った。ラッキー(笑)」(メイビン)

 「投球に集中していて何も分からなかった。早く寝て忘れるしかない」(フィスター)

 バッテリーもベンチも気付かず、クッツィ球審も「おかしいと思ったが、誰も何も言わないから自分の間違いだと思った」。結局、この走者が決勝ホームを踏み、マ軍は0−1で完封負け。イチローも強い打球が左翼正面を突くなど4打数無安打、10打席連続の音なしでコメントはなかった。

 ウェッジ監督は「自分のミス。こんな経験は初めてだが、それにしても点を取らなきゃ勝てない」と2安打だった打線をチクリ。マ軍はここ11戦8敗目。51番の不振に呼応するかのように、チーム打率2割2分6厘、今季283得点はともに両リーグの最下位だ。このていたらくにして、ボーンヘッドが重なれば勝てる要素が見当たるわけがない。 (シアトル秋野未知)

 

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