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【プロ野球】

虎猛打でベイ3タテ 初回7連打、先発全員14安打

2011年7月4日 紙面から

6回裏2死一、二塁、3ランを放ちベンチ前で祝福を受けるマートン(中)=甲子園球場で

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◆阪神10−0横浜

 ヒット、ヒット、またヒット!! どん底だった1カ月前がウソのようにつながる打線に、甲子園に詰め掛けたファンのボルテージは上がりっぱなしとなった。阪神は初回、2番平野から7者連続安打で6点を奪う打者一巡の猛攻。さらに6回には満塁から投手の能見が適時打を放ち、マートンがとどめの6号3ラン。今季初の先発全員安打を達成した。

 「7連続安打はなかなか見ないですね」。試合後、ほくほく顔の真弓監督は自ら切り出した。それもそのはず。横浜先発のゴンザレスは、苦手が三拍子そろった相手。今季外国人(1勝8敗)、左腕(9勝15敗1分)、初対戦(2勝7敗)という負のデータがそろっていたが、低めの変化球を捨てろという指示が的中し、あっという間にKOした。さらに打率7分4厘と極度の打撃不振ながら先発で起用した浅井が3安打の大当たりと、用兵もさえた。

 この3連戦合計はなんと41安打26得点。真弓監督は「一時かなり調子が落ちているときに、あえて選球眼をしっかりしていこうと基本に戻ったところから上がってきた」と分析する。今季初の同一カード3連勝で、借金は『3』まで減った。今季最高の勢いのまま、イッキの2位浮上も可能な落合竜との3連戦に臨む。「中日? これからだと思います。この後の試合のことも考えて、つないで取っておくというのは弾みがつく」。十分な手応えをつかみ、ナゴヤドームに乗り込む。  (宮崎厚志)

 

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