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【プロ野球】

楽天痛っ、永井が故障 岩隈、ラズナーに続きまた…

2011年7月4日 紙面から

楽天−ロッテ 2回表、右肩の違和感を訴える楽天先発の永井=Kスタ宮城で(武藤健一撮影)

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◆楽天5−1ロッテ

 せっかくの白星なのに、楽天の星野監督は手放しに喜ぶことができなかった。先発としてチームをけん引してきた永井が2回途中で右肩の違和感を訴えて緊急降板してしまったのだ。

 「ローテ3人がリタイア。どうしようもないな。もうええ、オレが投げる」。チームは6月18日以来、15日ぶりに最下位脱出を果たしたものの、試合後の星野監督はやけっぱちだった。岩隈、ラズナーに続く、ローテ投手の故障。シーズン当初の4本柱のうち、万全なのは田中一人になってしまった。

 永井が降板を申し出たのは2回。無死一塁から福浦を空振り三振に仕留めた直後で、永井は「徐々に力が入らなくなった。チームに迷惑がかかるので自分から降りた」。球団によると、試合後の精密検査で右肩棘下(きょくか)筋の炎症と診断され、腱板(けんばん)などに損傷はみられなかった。このまま出場選手登録を抹消せず治療する方針だが、ローテは1回飛ばすもようだ。

 ただ、一時的でも先発陣はさらに火の車になった。右肩の張りで2軍調整中の岩隈は5日からのイースタン・リーグ横浜戦(Kスタ宮城)でようやく実戦復帰できる見通し。右内転筋痛のラズナーも2軍での調整登板があと1試合必要という。永井が長期離脱せずに済んだことだけが不幸中の幸いだ。 (鶴田真也)

 

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