名古屋グランパスは3日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで東海学園大と練習試合を行い、FW吉田真紀人(18)の2得点などで5−2で勝った。
5月21日の柏戦で脳振とうを起こして以来、6週間ぶりに実戦に復帰した吉田は前半20分すぎに久場のクロスを右足で決めると、同終了間際には松尾のクロスに頭で合わせて2ゴール。それでも45分間のプレーに「全然ダメでした」と納得できない様子だった。柏戦で一時、意識を失ったため、慎重を期して10日間ほど安静。チーム練習に復帰して間もないこともあって「思っていたよりも、動けなかった」と、コンディションを課題に挙げた。