映画の現場(メイキングお手伝い2日目)
テーマ:映画のメイキング日記(お手伝い)2日目終了。
今日は複雑なやり取りも多く、その分逆にカット数は減った。
ビデオキャメラのバッテリーも一番容量の大きいもの1個で足りた。
ラストは踏み切りのカットで、私は現地解散。
昨日よりは早く帰れたな。
映画の制作現場には仕事に対し、
真摯な態度で向き合う人達の集まりが多く、
それだけ、愛ある怒りの鞭もあれば、
叱咤激励もある。
真剣だからこそ、どうしても一言口に出したくなるのは、
自身の中に常にたぎらすパッションの存在に他ならない。
その熱き想いが交錯する場がこうしてあるのだ。
自分以外の他者を批判、批難し、
ただかっこつけるだけのニヒリズムを
持ち合わせ、アイロニカルたる自分に酔いしれる、
現実世界に戻ることの出来ない、
どこかのヘタレ族などは、とうていこのような世界には
入り込むことなど出来ないし、例え出来たとしても、
長くは持つことなど出来ない。
さて、実に有難いことにキャメラの技術指導を
監督補佐の方から御指南いただいた。
実に助かる。
明日からはそこに気をつけて望まねばならない。
音声さんからはヘッドフォンをつけさせていただき、
周囲の音を聞かせてもらった。
右側からワイヤレスマイクの音、
左側からはガンマイクの音、
いろいろな音がはっきりと聞こえてくる。
そして音声のプロならではの意見も聞かせていただく。
人間の耳が聞こえる音と、機械の耳が聞こえる音の差、
そんなこと、技師にしかわからないことである。
その話を聞いただけで1本の物語が作れるほどの可能性を
秘めており、実に面白い話だった。
さて、明日は3日目。
監督曰く、3,4日目が大変、と。
覚悟しておこう。
それにしても、ぬこの撮影があったが、やはりぬこはかわいいのだ
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