「尖閣諸島は台湾の領土」尖閣に接近の台湾活動家(06/30 05:50)

 29日に尖閣諸島・魚釣島沖合の接続水域に入った台湾の活動家が港に戻り、台湾当局は「尖閣諸島は台湾の領土だ」とする声明を出しました。

 午前中に尖閣諸島・魚釣島の沖合44キロまで接近した台湾の魚船は、海上保安庁の警告を受けて引き返し、夜に台湾北部の港に帰りました。
 台湾の活動家・黄錫麟氏:「ここ(尖閣諸島)は我々台湾の領海だ。だから我々漁民の漁業権がある。日本こそ違法侵入だ。出て行くよう求める」
 また、活動家は「今年は尖閣を含む沖縄が日本に返還されて40周年にあたるので抗議に行った。海上保安庁の妨害で魚が2匹しか釣れなかった」などと話しました。今回の騒ぎを台湾メディアはほとんど報道していませんが、台湾外交部は夜遅く、「尖閣諸島は台湾の固有の領土であり、日本政府に抗議した」という声明を発表しました。

映像提供:世界華人保釣連盟

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