あした天気になあれ!
問題行動を起こす犬たちと、悩みながら向き合うドッグトレーナーの日常ブログ
拾い食いにトレーニングは必要ない 
子犬の散歩を始めた飼い主さんから訴えられる筆頭が、

「拾い食いをどうやめさせればいいのか?」

人間の子供も、赤ちゃんの時期はやたらとなんでも口に入れます、
誤嚥する恐れのある物は取り上げてしまうけど、害のないものは
私は思う存分舐めたり、噛んだりさせています。口の感触を通して、
世の中と繋がっている、物の認識をしているからです。

犬の場合も、子犬が拾って食べるものが、木の葉や枝、小石、土、虫、
などであれば、「放っておく」のが一番です。
よ〜〜〜〜く観察していると、ほとんどのものを噛んではいても、
すべて食べているわけではないことがわかります。食べたとしても、
少量であれば慌てない、気にしない。

咥えているだけなら、さっさと歩けば自然に口から出します。

DSC_0053.jpg

いいや!私の犬には、1グラムとて口に物を入れることは許さない!
という、犬にとって害のない自然な行為すら容認できない、という方は、
口輪を装着して散歩させればいい。

飼い主さんが恐れるのは、拾い食いの習慣化です。
しかし、子犬の頃になんでも口にすることと、拾い食いの習慣化とは関連性がない
(問題のある拾い食いについては後述)ので、ムキにならないこと。

DSC_0056.jpg
※画像と本文は関係ありません

それより、飼い主がリーダーシップをもってさっさと歩くことのほうが、
よほど重要です。「飼い主は散歩のお伴」と認識しているワンちゃんをたくさん
見かけますが、そのような犬は拾い食いだけでなく、リードを引っ張る、好きな
ところに行こうとする、どこでもすぐ排尿する、気に入らないものにすぐ吠えかかる、
という、拾い食い以前の問題を沢山抱えているものです。

飼い主がリーダーシップを発揮して散歩をすれば、手に負えない拾い食いは
起きないのに、あえて食べるものを地面に置いて、「拾わない練習」をしたり、
わざわざ落ちてる物(本当は飼い主が置いたもの)の手前でオスワリだの、マテだの
やるのは、貴重な散歩の時間の無駄としか思えません。

「私の犬はフライドチキンが丸ごと落ちていても拾わないのよ!」
という、自己満足のためにトレーニングしてんのよ、というなら話は別ですが。


そんな練習をする暇があったら、さっさと歩いてあげましょう!
ダラダラ散歩は「道草しても、拾い食いしても、あちこちに排尿してもよい」
と、犬に思わせることになります。最近ハヤリの「長いリードでゆる〜い散歩」は、
犬にとって百害あって一利なしです。


次回は問題のある拾い食いと改善について書きます。

にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村
関連記事

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



プロフィール

kitanodog

Author:kitanodog
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村ランキング参加中!

1970年生まれ ドッグトレーナー
物ごころついたときから超のつく馬好き、犬好き。馬好きが高じて、小学校5年生から5年間乗馬を習う

1989年 日本訓練士養成学校で犬の訓練を学ぶも、訓練士にはならず競走馬の育成牧場で競走馬の調教をしていたが、体力的に無理があったため3ヶ月で退社。札幌に戻り乗馬クラブに入社、5年間インストラクターを務める(乗馬倶楽部振興協会 乗馬指導者資格取得)

2004年 北野ドッグスクールを開設。問題行動を専門に扱うドッグトレーナーとして、日々奔走しています。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



最新コメント



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR