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　大の虎党で知られる人気子役・加藤清史郎（９）が、１３日に甲子園での阪神‐巨人戦で始球式を務めることが２日、分かった。あこがれの聖地で初めて始球式に挑戦することになった清史郎くんは、「（ホームベースまで）遠い…届くかな…」と心配しつつ、投球の練習をひそかに積んでいる。

　昨年の本紙の正月対談では、鳥谷敬内野手と夢のキャッチボール。始球式には「まず届くかどうか…」と控えめだったが、同５月、甲子園での巨人戦で、能見篤史投手と藤川球児投手の投球を間近で見て「すごく速かった！僕、始球式やってみたい」と夢を抱いた。

　今年２月には本紙の「こども編集長」として、キャンプを取材。下柳剛投手には「投げ方ええで」とお墨付きをもらった。マウンドからの距離は遠〜い、１８・４４メートル。２３日には主演映画「忍たま乱太郎」（三池崇史監督）の公開を控えている清史郎くんが、“忍術”を使わず、どんなボールを投げるのか、注目だ。